ポンコツ彼氏観察日記

愛すべき馬鹿の成長を見守る記録

ほぼ海水食った話

ちょっとブログに慣れてきたなっつんです。

このブログも始めて間もないですが有難いことにTwitterのフォロワーさんをはじめとした色々な方にご覧頂いており嬉しい限りです。

この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございます。


今日はYが珍しく特になにもやらかさなかった(せいぜいパピコ〜って言いながら突然寝惚けて深夜に全裸になったくらい)なので、少し前の話でも。

とはいえTwitterでは何度かした話ですので悪しからず。


彼氏Yは料理がヘタクソである。

より正確に言うと、「言われた通りのことしか出来ない」。

「シチュー作るから野菜切ってくれる?」
と頼んでも
『シチューに適したサイズに』野菜を刻むことが出来ない。

ストップというまで永遠に野菜を刻み続けるため、私が洗い物などして目を離そうものならまな板の上には大量のみじん切り野菜ミックスが爆誕している。

結果、私が彼の特性を理解するまではキーマカレーならぬキーマシチューが食卓に並ぶことも珍しくなかった。

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(ある日、チャーハンを炒めておいてとお願いしたら、フライパンの中のチャーハンが消えるまで炒め続けていた時の図。)



そんなYが、いつだったか私の帰りが遅いため晩ご飯を作ると言ってくれたことがあった。



余談だが、私は(休職中だが)学習塾の講師をしている。


そのため帰りはだいたい22時を回るので、料理は得意だがあまり自炊をしていなかった。


そんな時の提案だったので、当時は素直に嬉しく思ったものだ。



日付も回ろうかという時間。


疲れて家に帰るとYがおかえり、と笑う。



少し台所が焦げ臭い。


いやだいぶ焦げ臭いが、マスクをつけて退勤したせいだろう。



ホカホカのご飯にYがとろりと鶏肉と卵をかける。


今ご飯グチュって言わんかった?気のせい?


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気のせいか。ふつうに美味しそうやん。びっくりした。



いただきます、と両手を合わせ、箸でご飯を掬う。




……



辛い……?



いやいやいや、せっかくYが苦手ながら作ってくれたんだ。

美味しくないはずがない。



もぐもぐ。



やっぱり、死ぬほど辛い。なんで?



「なっつんが和食は出汁しっかり入れるのが大事って言ったから、えへへ…どうかな。」



「…出汁、なに使った?」

「え、あの台所のしらだし」

「どれくらい入れた?」

「え、レシピ通り、だし汁半カップ……」



よくよくきいてみると、Yは


・しらだしストレート半カップに

・同量の醤油を入れ

・そこに大さじ4の砂糖をぶち込み

・強火で10分煮詰めたやつに

・卵をブチ込んだ


らしい。 


塩分濃度が体感的には海水くらいあった。


3秒で生活習慣病になりそう。



笑い過ぎて米粒を喉に引っ掛けてしまい、塩辛さが喉にクリーンヒットし呼吸困難になる私。


困惑するY。


よく見ると、Yの茶碗だけ普段の2倍くらいの分量の米が入っている。


そのことについて聞くと、


「いや、なんか辛かったからご飯多めに食べようと思って」



え?辛い自覚あったの???????


なんで食べさせようとしたの???????


アホ?アホなの?????



その日は結局、2人で3合の米を平らげた。


(因みに米は3合分の水をあらかじめ入れた状態の炊飯器に後から米を投入したらしく、お粥みたいになっていた。)


苦手なことはお互いに協力してやってけばいいよというスタンスだけど、Yは毎度苦手の度合いがヤバすぎて度肝を抜かれてしまう。



以来、料理は私の仕事になった。


今日はキーマカレーの予定だから、いくら野菜を微塵切りにしてもいい。


少し手伝ってもらおう。