ポンコツ彼氏観察日記

愛すべき馬鹿の成長を見守る記録

彼氏について

今の彼氏と付き合い始めて、1年が過ぎようとしている。


今までの恋愛が悉く長続きしなかった私にとってこれは驚くべきことであり、過去の恋愛経験からしても異常である。



過去私がしてきた付き合いといえば



2ヶ月で元カノの元彼が今彼に昇格しててんやわんやした結果振られたり


元彼と元彼が意気投合してファミレスでお姫様抱っこしている様を目撃したり

 

同担拒否で振られたり



惨憺たるものだった。



その結果元彼の数が割とエグい感じになり、非ぬ噂がまことしやかに囁かれ始めていた私のもとに彗星の如く現れたのが今の彼氏である。



彼氏はいい奴だ。


束縛はしないし、だからといって放置もしない。


気が優しく、よく笑う。


いい意味で周りを気にしない。



彼氏と自分について書いておこうと思う。

○彼氏(以下Yとする)

・旧帝工学部2年生

・フツメン

・背が低い

ラブライバー

・ゲーム制作サークルに所属している

プログラマ、時々DTMer

・あるジャンルではそこそこ有名人(ぽい)

・機械類の扱いが得意

・その他についてはポンコツ


○筆者

・休職中OL

・中肉中背

毒親育ち

・メンヘラ

・料理を始め家事全般が得意

・機械音痴



つまり、スペックの上ではまあまあよくいるオタク同士のカップルで、それなりに普通の日常を送っている


と思っていた。



最近、学生時代の女友達と遊んでいてYの話になることが増えた。


アンタが1人の相手と長続きするなんて珍しい、ということらしい。


そのうちの1人にYとのデートや家での過ごし方について話したところ



死ぬほど爆笑された。




どうやらYは何かおかしいらしい。



そういえば、思い当たる節はなくもない。



ご飯を食べている時。


Yは三角食べが出来ない。


ご飯のお茶碗を持った瞬間に【米】と【俺】以外の事象が世の中から消滅するらしい。


その為、鯖の塩焼きなどを食卓に並べると、米を完食した後に塩焼きだけを口に入れ、


「からい…」


と泣いているなどというのは日常茶飯事である。(因みにカレーとかはお皿が一枚だからちゃんと食べれる)



友人の1人にこのことを話した際、


「実質無職で暇だろうし彼氏の観察日記をブログにでもすればいいんじゃないの」


という割と酷いし雑だが面白そうな提案を受けた。



以後、彼氏の生態と成長を見守っていく日記にしたいと思う。