ポンコツ彼氏観察日記

愛すべき馬鹿の成長を見守る記録

ハッピーバースデーディア\締め出し〜/


2ヶ月ぶり2度目の屋外締め出しを食らった。


23度目の誕生日の朝である。



昨晩、私たちは用事があって後輩の家に出掛けていた。


学園祭の準備の一環で深夜にサークルの一部メンバーが集まってやいのやいのしてるのだ。

出来立てホヤホヤのサークルなので部員もそんなにしっかり集まらないし、OGが私しか存在しない(同期はいるんだけど進学してるから現役)ため、お手伝いをさせて貰ってる作業要員だ。


数人でとある作業をしていたのだが、12時前後からYがソワソワし始めた。


「あのね お誕生日おめでとう…」


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ホールケーキ。超久しぶりに見た。


絶滅したと思ってた。


23回目のそろそろ年齢が一つ上がることに対する絶望の方が大きくなって来た誕生日、わたしは2つか3つ下の後輩たちにワーおめでとう〜!ってめちゃくちゃお祝いをされた。


嬉しいけどつらい複雑な気持ち。

いや辛いでしょ。お肌ツルッツルで深夜にケーキをばくばく食べれる子たち、心臓に悪いわよ。ありがとう大好き愛してる。


ここ数年お誕生日って、1人で酒あけてるか友達が雑に祝ってくれるかたまに彼氏がいたら小洒落たバーに連れてかれたりするかだったので、ケーキ!ろうそく!バースデーソング!ってめちゃくちゃ照れ臭かった。もう場がかわいいの。ドキドキする。嬉しいんだけど加齢が素直にえへへ嬉しい!と言わせてくれない。加齢、残酷じゃない?


あと、ろうそくフーってするやつ一発で出来なくて肺活量の衰えを感じた。10年続けた吹奏楽もやめて数年経つ。加齢。


それから大学生テンションでやいのやいの騒いで(おばさんにはつらかった)、帰宅したのが朝7時前。

 

もうないんだろうな、徹夜でどったんばったん大騒ぎして、朝焼けを見ながらうえーって言いつつ数人で帰宅するような機会。ノスタルジー。加齢つらい。



作業道具とかもメッチャ持ってるから早くYの家に上がって惰眠を貪りたかった。

というか徹夜明けで吐きそうだった。そろそろ徹夜とか出来なくなってくるの。加齢。



ここでYがやらかした。


「鍵がない(2ヶ月ぶり2度目)」



ねえなんでそんなに鍵無くしちゃうの?


1つ歳をとったので怒る気力もあんまりなかった。


ちなみに私のほうの自宅はシェアなので外泊すると翌夕方まで鍵が開かない仕様である。詰み。


なにかのサプライズだろうかと思う程度には頭が回ってなかった。


Yが泣いたのでサプライズではないことはかろうじてわかったが、今年の誕生日は多分一生忘れないので、そういう意味ではサプライズかも。よかったねYくん。よくない。



結果的に後輩のKくん(夜に場所を提供してくれた家主。天使。車の運転がクソ上手いがBGMアニソンバラードで夜道をぶっ放したりする)が鍵を発見して届けてくれたが、お礼しようにも呂律が回らなかった。


夜は前から気になっていたお店に連れてってくれたんだけど、前ならカポカポ飲めた量のお酒でペチョンペチョンに酔ってしまった。


全く記憶にないが、

車道と歩道の違いをベン図で説明したうえで自分が車だと言い出したり、足がカニになったり、運転免許があるからエスカレーターにのれることを主張したりしていたらしい。



今、酔い覚ましにこれを書いている。


一生お酒飲めなくていいから永遠の16歳になりたい。