ポンコツ彼氏観察日記

愛すべき馬鹿の成長を見守る記録

タンクトップは氷嚢になり得るか?


昨晩、熱が出た。

とはいえ別に元気で、ただ体がカッカするので熱を測ったらちょっとあったというだけの話だが。


キャラに反して私は体調を崩しやすい。

医者によると、私は粘膜という粘膜がクソザコのドロドロで、ウイルスの侵入から守ってくれる部位がほぼ死んでいるため菌が入りやすいらしい。

故に熱くらいはよくある上、今回は特に辛い頭痛や吐き気などは全くなく、微妙に関節が痛いだけだったので私は至って元気である。


ただ、毎回彼氏Yは物凄い心配してくれる。

彼が優しいというのは勿論なんだけど、それ以上に彼が3歩歩いたらいろんなことを忘れるからだと思う。

多分私が病気がちなことも毎回忘れてる。

そして毎回手厚く看病してくれる。

優しいし素直に嬉しい。

看病の仕方がおかしいということを除けば。


さっき起きた。
どうやらYは外出したらしい。

頭の上にタンクトップが置いてあった。

全く意味がわからないのでYに聞こうと身体を起こしたところ、タンクトップからアイスノンが出てきた。

どうやら額を冷やしてくれていたらしい。

何故タンクトップなんだろうか。

丁度Yの帰宅を知らせるインターホンが鳴ったので通話と解錠を押すと、マイク越しにYの鼻歌が聞こえてきた。

ヤバいTシャツ屋さんの「We love tank-top」だった。

多分これ口ずさんでるうちにタンクトップ探して氷嚢にしちゃったんだろう。
アイスノン入れたところで気づいた方がいいと思うけど。


これ、ロックバンドのメジャーデビューアルバムの一曲目の癖にミュージカルというクソ曲である。

Yは、その語り部分(歌じゃないとこ)を口ずさんでいた。
シンプルに不審者だと思う。

しかも、この記事を書くためにこの楽曲について調べたところ、


こういう記事がヒットしたのだが、驚くことにこのミュージカル部分、バンドとはなんの関係もない普通の歌手がやってるらしい。


ちなみにどうでもいい話だが、元彼もヤバT大好きだったので、私は失恋から半年くらいヤバT聴いて泣く頭おかしい女だった時期がある。

どうしよう、このブログ不審者しか登場しない。


にしても、流石にヤバTでもタンクトップを氷嚢にはしないんじゃなかろうか。

ちなみにタンクトップを入れてる引き出しの隣には普通にヤバTのライブの物販で買ったタオルがあるので、タンクトップくんが手頃な布選手権で優勝出来るはずもない。

そういえば今年ライブ行ってないなぁ。

冷やしすぎたのか痛み始めた頭を抱えてそう思った。