ポンコツ彼氏観察日記

愛すべき馬鹿の成長を見守る記録

【怪談】ラジオ体操半裸もやし

 

 

aflatter0913-nattune.hatenablog.com

 

この日以来、Yは自分が人間に近似できていないということを気にして日々トレーニングに励んでいる。

 

 

Yはとてつもなく運動神経が悪い。

 

重心移動が苦手なのだ。

 

重心を移動しないまま飛んだり跳ねたりするので、1日中奇っ怪な動きをしている。

 

例えるなら、寂れたパチ屋とかにあるサンタクロース人形みたいな感じ。

 


踊って歌う電動サンタクロース人形 大阪のある商店街のクリスマス


これ。

 

あまりにもあんまりなので高校時代に体育祭のダンスとかで色々やっていた友人Kに相談すると

「単純に筋肉ないからとめの動きがなくて踊れてない人と、奇っ怪なムーブの人がいるけど、アンタの彼氏は両方なので割とやばめ」だそうだ。



確かにYはもやしである。


164cm、驚きの46kg。


筋肉も脂肪も死なないギリギリなので、サークルの先輩で私のかわいい後輩でもある女の子Rちゃんをして

「うわ筋肉なさすぎてメッチャ内臓を感じる こわい」

と言わしめた。



流石に可愛い女の先輩に内臓と言われたことは悲しかったのか、体幹トレーニング等日々頑張っているんだけど、流石Yというべきか、ただでは筋トレすらまともにできない。


まずラジオ体操がヘタクソ。


ラジオ体操ってちゃんとやると結構疲れるし、案外間違って覚えている人も多いとは言うが、背伸びの運動から間違えていたのはYくらいではないだろうか。


腕と足の運動で足がピクリとも動いてないし、後ろ反りで反れてないし、深呼吸で呼吸してなかった。


まず呼吸は人間が生きていくうえでの基本なのでちゃんとしてほしい。


筆者が通っていた高校では『福岡県民体操』なる謎の体操がカリキュラムに組み込まれており、1年生の1学期はそれで潰えていたんだけど、私立一貫のハイソな人間であるYは夏休みのラジオ体操すらしたことがないという。


サークルでこの話題になった時にさっきのRちゃんが「え、うちもなかったですよ?」とさらっと言ってきた。


ナチュラルに格の違いを見せつけられてふつうにちょっと傷ついた。


以来、なんとなく腹が立ったので手作りの『夏休みラジオ体操カード』を作りシールまで用意したんだけど、大体朝方は私が二日酔いで眠りこけているためシールを貼れた試しがない。くやしい。



そんなYだが、先日

「運動の成果見て」と突然マッスルポーズを決め始めた。


半裸のもやしほど見るに耐えないものはないが一応見てやると、Yの胸には底辺3センチ高さ6センチくらいの貧弱な二等辺三角形が浮かび上がっていた。


これが胸筋とでもいうのだろうか。


無視して本を読もうとしたら、Yがそのポーズのまま「ヒ」と小さく声を上げた。


窓に映ったマッスルポーズで半裸のもやしと目があったらしい。


怪談も夏らしくていい。


 さきほどYが半泣きでプロテインを買ってきたが、玄関から直続きのキッチンでうっかりひっくり返した為、盛り塩みたいになってしまった。


もやしの霊、追い払えるといいね。

Yです。

いつもお世話になっております。Yです。


今日はなっつんがブログをお休みするということで、代わりに自分が更新しようと思います。



せっかくなので過去の記事に対する言い訳みたいなものを書かせていただこうかと。


・海水丼

    白だしはストレートで使うものだと思っておりました(隣から「味見しろ」というツッコミが入りました。味見して濃いなぁとは思ったのですが、ご飯とセットで食うので濃いくらいで丁度いいだろうと考えました)


・服を着て

    なぜ服を着なかったかというと、またこぼす気がしたからです。


・氷水

    冷凍庫に入れた水が凍るのがあんなに早いとは思わなかった。


・宇宙と交信

    してないです。


・直進

    前を向きながら歩いても電柱にぶつかる自分は、歩くだけで既に頭のリソースを使い果たしちゃうので、歩くと「歩く」以外の処理が出来なくなるのです。


全部ちゃんと理由があってやっている行為なので、皆さまご理解の程よろしくお願いします。


以上、Yでした。



(以下、筆者なっつん)


こいつ脳味噌の処理能力 windows95くらいしかなくない?

タンクトップは氷嚢になり得るか?


昨晩、熱が出た。

とはいえ別に元気で、ただ体がカッカするので熱を測ったらちょっとあったというだけの話だが。


キャラに反して私は体調を崩しやすい。

医者によると、私は粘膜という粘膜がクソザコのドロドロで、ウイルスの侵入から守ってくれる部位がほぼ死んでいるため菌が入りやすいらしい。

故に熱くらいはよくある上、今回は特に辛い頭痛や吐き気などは全くなく、微妙に関節が痛いだけだったので私は至って元気である。


ただ、毎回彼氏Yは物凄い心配してくれる。

彼が優しいというのは勿論なんだけど、それ以上に彼が3歩歩いたらいろんなことを忘れるからだと思う。

多分私が病気がちなことも毎回忘れてる。

そして毎回手厚く看病してくれる。

優しいし素直に嬉しい。

看病の仕方がおかしいということを除けば。


さっき起きた。
どうやらYは外出したらしい。

頭の上にタンクトップが置いてあった。

全く意味がわからないのでYに聞こうと身体を起こしたところ、タンクトップからアイスノンが出てきた。

どうやら額を冷やしてくれていたらしい。

何故タンクトップなんだろうか。

丁度Yの帰宅を知らせるインターホンが鳴ったので通話と解錠を押すと、マイク越しにYの鼻歌が聞こえてきた。

ヤバいTシャツ屋さんの「We love tank-top」だった。

多分これ口ずさんでるうちにタンクトップ探して氷嚢にしちゃったんだろう。
アイスノン入れたところで気づいた方がいいと思うけど。


これ、ロックバンドのメジャーデビューアルバムの一曲目の癖にミュージカルというクソ曲である。

Yは、その語り部分(歌じゃないとこ)を口ずさんでいた。
シンプルに不審者だと思う。

しかも、この記事を書くためにこの楽曲について調べたところ、


こういう記事がヒットしたのだが、驚くことにこのミュージカル部分、バンドとはなんの関係もない普通の歌手がやってるらしい。


ちなみにどうでもいい話だが、元彼もヤバT大好きだったので、私は失恋から半年くらいヤバT聴いて泣く頭おかしい女だった時期がある。

どうしよう、このブログ不審者しか登場しない。


にしても、流石にヤバTでもタンクトップを氷嚢にはしないんじゃなかろうか。

ちなみにタンクトップを入れてる引き出しの隣には普通にヤバTのライブの物販で買ったタオルがあるので、タンクトップくんが手頃な布選手権で優勝出来るはずもない。

そういえば今年ライブ行ってないなぁ。

冷やしすぎたのか痛み始めた頭を抱えてそう思った。

地球上に存在しない会話


「This is a pen.」


誰もが中学英語で割と序盤に習う文法で、同時に「実際使わないよね」とよく槍玉に上がる一文でもある。


因みに彼氏Yはよく使う。


私に何か自分のことや部屋のことを説明してくれる時、

「僕はYです」

「ここは部屋です」

から説明が始まる。


私はYになんだと思われているのだろうか。

聞いてみたら、「ニンゲン」と言われた。


Yは違うのだろうか。怖い。



今日はYと花火大会に来ている。


賑やかな出店の数々を眺めながらYは目をキラキラさせる。


「ねえヨーヨーだよ!」

「荒野行動クジがある!!」

「ねえ見てなっつん!!子供!!!」

「家があるよ!!!」


最後の方はべつに祭り関係ない。



Yは喋るのが下手くそだ。


別にコミュ障ではないしむしろ気さくなんだけど、日本語が下手だ。


今も、

「花火の打ち上げ場所を上下反転して風下に行きたい」とか言ってる。


出店には白い粉とかは売ってないはずだが。



会場で、Yの友人らと合流した。


彼らはこのブログを読んでくれているらしく、

「Yさんヤバイ人ですね。知ってたけど」

みたいな感想をくれる。


何をしても「ブログのネタ作るのやめて下さい!!」と言われる。


作ってない。


暗くなり始めた空を見上げて思う。


Yは宇宙人か何かで、もしかしたら花火の打ち上げ場所を上下反転して風下にして花火見物とかが出来るのかもしれない。


だから日本語が苦手なのかもしれない。


浴衣はやけに似合っているしレフ板みたいな顔面だけど。



もうすぐ花火が打ち上がる。


彼は夜空の故郷を見て何を思うのだろうか。



This is a pen.とか、彼の故郷では使うのかもしれない。


ただ

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私が買った哺乳瓶ソーダのライトで宇宙と交信するのはやめてほしい。


犬を飼った覚えはない

(追記)そういえばアイコンをY本人に書いてもらったから見てください わりとにてる

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皆さんは犬の散歩を経験したことがあるだろうか。


犬はすごい。

しつけがきちんと出来ていれば、飼い主に連れ添い歩き、飼い主が曲がれば曲がるし立ち止まれば静止する。


犬は人間の言葉を発しないが、そういったコミュニケーションは取れるあたり非常に賢い動物だと思う。



先日、彼氏Yと出掛けた時、近所を散歩しているだろう犬と老夫に出会った。


Yは非常に育ちが良く愛嬌がある人間なので、ニコニコと挨拶をする。


平和な光景である。


私がYのリュックの首根っこの部分を引っ掴んでいたことを除けば、だが。



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(このリュックの上の取っ手のところを掴んでいた。クソ恥ずかしかった)



ところで、Yと歩く時私は必ず手を繋ぐことにしている。


傍目から見ると仲睦まじく見えるかもしれないが、別にキャッキャウフフしているわけではない。


手を離したが最後、Yはいつもどこかにフラフラ〜っと消えてしまうのだ。



昨年の秋か冬か、福岡は天神の地下街を歩いていた時、つい私が並びたつテナントのディスプレイに興味を持ち足を止めた一瞬で、Yはどこかに行ってしまった。


見つけた後で理由を聞くと、「なっつんが直進していたから来る人を避けながら直進したらなっつんがいなくなってた」と言われた。


普通に意味がわからなかった。


何が悲しくてYはただ直進する彼女に一切の疑問を持たずについて周り「直進しよう」と思って直進して彼女を見失っても直進したのか。


もちろん私はただ直進していたわけではない。


出かける前に甘いもの食べたいねぇなどと話していたため、涼しい地下を歩きながら手頃な喫茶店を探しつつ、仲良くウィンドウショッピングを楽しんでいたつもりだったのだ。


しかし、どうやら私が恋人とのデートに興じる幻想を見ている間彼はリアル青鬼RTAかなにかをしていたらしい。


もしかしたら、地下街の謎の壁画やらなんやを動かしたら鍵とかが出てきて、テナント横のドアを開けたら座敷牢とかがあるのかもしれない。


もっとも、私は可愛い女の子なので、そんなのいいから可愛いお洋服を見たりパンケーキ屋さんに入ったりしたいと思った。


私がそんなことのYにもわかりそうな伝え方を考えている間、Yは「止まるんじゃねえぞ……」と独り言を言い、1人でツボって噎せていた。


お前は少し止まれ。



以来、私は基本的に手を繋いで移動しヤバそうな時はリュックの首根っこを掴むという方法を覚えた。


デートと言うよりは犬と飼い主だと思っていたが、先日の犬と老夫を見て思った。


犬は待てが出来るのでえらい。

危険な時や何かあった時、止まることが出来ることも賢さだと、私は思う。


試しにYに「お手」と言って手を出してみたところ、「犬は4本足だから手はない」とマジレスされた。


たしかに、コイツ頭いいな、と思ってしまったので、多分登場人物で一番頭が悪いのは私だろう。



かれぴっぴの愛情たっぷり氷水

 

水を凍らせて氷の状態にすると、体積が増える。

 
H2O分子は真っ直ぐな形状ではないため、バラバラの液体の時より、美しい結晶になったほうが必要な体積が大きいらしい。
 
 
理知的で優秀な工学徒である彼氏Yが、いつだったか教えてくれたことだ。
 
理科は苦手だと話していたからか、水はOがひとつとHがふたつからできているというところから丁寧に説明してくれた。
(流石にそれくらいはわかる)
 
定期テストレベルで赤点スレスレ、センター試験の物理の合計点が英語のリスニングのみの点数を下回り、理系のくせに経済学部に行った私から見て、そういう話をわかりやすく、楽しそうにしてくれるYは魅力的に見えたものだ。
 
 
さて、先日の記事でも紹介したが、最近私たちはよくそうめんを食べている。
 

 

 

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この失敗からか、先日は「なっつんにとても美味しいそうめんを食べさせてやる」と意気込んでいた、らしい。
 
Yはこう考えた。
 
美味しいそうめんに欠かせないものは
・丁度いい濃さの麺つゆ(決してストレートで使ってはならない)
・適度な薬味
・麺の茹で具合
 
そして、
・よく冷えた水
 
だろう。
 
 
まず、麺つゆや白だしなどの類はストレートで使ったら海水並に辛いことを学習したので、ひとつ目の課題はクリア。
 
薬味は料理好きの彼女が色々買い込んでいる中から、生姜と刻みねぎを使う。これも完璧。
 
麺は袋に2-3分と書いてあったので、ストップウォッチで2分30秒計測すれば間違いない。不安なら味見すればいいのだ。完璧。
 
あとは氷水だ。
出来るだけキンキンに冷えたやつが良いだろう。これは秘策があるので、完璧だ。
 
 
よくTwitterで揶揄される理系のテンプレみたいな男である。
 
まぁそれなら失敗はせんだろう、と私は台所で吹きこぼれと格闘するYを眺めていた。
 
茹でた麺をどうにかざるにあげるY。
 
うんうん、上手くなったじゃん。
 
 
「ここで俺はキンキンに冷えた氷水につけるためにね……ん?」
「どうしたの?」
「水って凍らせたら氷になるよね……?」
「ん?」
 
 
みるみる半べそになっていくY。
どうしたの、と立ち上がってYに寄り添ったこの地点で、なんとなく嫌な予感はしていた。
 
 
半泣きでYが冷凍庫から取り出したのは、
 
ボウルいっぱいに固められた氷
 
だった。
 
 
「氷水をキンキンに冷やすために冷凍庫に入れておいたんだ……昨日から…。」
 
 
そう言ってべそをかくYを呆然と見つめながら立ち尽くした私の脳裏には、いつかの知的なYが浮かんでいた。
 
 
微分やら分子やら信号やら、小難しい理工系の学問は一切わからない私は思う。
 
水より氷のほうが体積が大きいのであれば、このボウルいっぱいに張られた氷は、Yが水を張った時より、少し増えてるのか。
 
Yが私に美味いそうめんを食べさせようと、水を張ったその時に想いを馳せ、賢いのか馬鹿なのかわからない男の肩に、私はそっと手を置いた。

ほぼ海水食った話

ちょっとブログに慣れてきたなっつんです。

このブログも始めて間もないですが有難いことにTwitterのフォロワーさんをはじめとした色々な方にご覧頂いており嬉しい限りです。

この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございます。


今日はYが珍しく特になにもやらかさなかった(せいぜいパピコ〜って言いながら突然寝惚けて深夜に全裸になったくらい)なので、少し前の話でも。

とはいえTwitterでは何度かした話ですので悪しからず。


彼氏Yは料理がヘタクソである。

より正確に言うと、「言われた通りのことしか出来ない」。

「シチュー作るから野菜切ってくれる?」
と頼んでも
『シチューに適したサイズに』野菜を刻むことが出来ない。

ストップというまで永遠に野菜を刻み続けるため、私が洗い物などして目を離そうものならまな板の上には大量のみじん切り野菜ミックスが爆誕している。

結果、私が彼の特性を理解するまではキーマカレーならぬキーマシチューが食卓に並ぶことも珍しくなかった。

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(ある日、チャーハンを炒めておいてとお願いしたら、フライパンの中のチャーハンが消えるまで炒め続けていた時の図。)



そんなYが、いつだったか私の帰りが遅いため晩ご飯を作ると言ってくれたことがあった。



余談だが、私は(休職中だが)学習塾の講師をしている。


そのため帰りはだいたい22時を回るので、料理は得意だがあまり自炊をしていなかった。


そんな時の提案だったので、当時は素直に嬉しく思ったものだ。



日付も回ろうかという時間。


疲れて家に帰るとYがおかえり、と笑う。



少し台所が焦げ臭い。


いやだいぶ焦げ臭いが、マスクをつけて退勤したせいだろう。



ホカホカのご飯にYがとろりと鶏肉と卵をかける。


今ご飯グチュって言わんかった?気のせい?


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気のせいか。ふつうに美味しそうやん。びっくりした。



いただきます、と両手を合わせ、箸でご飯を掬う。




……



辛い……?



いやいやいや、せっかくYが苦手ながら作ってくれたんだ。

美味しくないはずがない。



もぐもぐ。



やっぱり、死ぬほど辛い。なんで?



「なっつんが和食は出汁しっかり入れるのが大事って言ったから、えへへ…どうかな。」



「…出汁、なに使った?」

「え、あの台所のしらだし」

「どれくらい入れた?」

「え、レシピ通り、だし汁半カップ……」



よくよくきいてみると、Yは


・しらだしストレート半カップに

・同量の醤油を入れ

・そこに大さじ4の砂糖をぶち込み

・強火で10分煮詰めたやつに

・卵をブチ込んだ


らしい。 


塩分濃度が体感的には海水くらいあった。


3秒で生活習慣病になりそう。



笑い過ぎて米粒を喉に引っ掛けてしまい、塩辛さが喉にクリーンヒットし呼吸困難になる私。


困惑するY。


よく見ると、Yの茶碗だけ普段の2倍くらいの分量の米が入っている。


そのことについて聞くと、


「いや、なんか辛かったからご飯多めに食べようと思って」



え?辛い自覚あったの???????


なんで食べさせようとしたの???????


アホ?アホなの?????



その日は結局、2人で3合の米を平らげた。


(因みに米は3合分の水をあらかじめ入れた状態の炊飯器に後から米を投入したらしく、お粥みたいになっていた。)


苦手なことはお互いに協力してやってけばいいよというスタンスだけど、Yは毎度苦手の度合いがヤバすぎて度肝を抜かれてしまう。



以来、料理は私の仕事になった。


今日はキーマカレーの予定だから、いくら野菜を微塵切りにしてもいい。


少し手伝ってもらおう。